産休・育休取得者と
イクボスから見た、
ネスレ ヘルスサイエンスの
魅力や働きやすさとは?
ネスレ ヘルスサイエンスは役職や職種問わず、社員がライフイベントと仕事を両立できるよう、働きやすい環境を提供しています。今回は、実際に産休・育休を取得したことのあるメンバーやイクボス(※)として部下やスタッフのワークライフバランス・マネジメントを実践しているメンバーに集まってもらい、それぞれが感じているネスレ ヘルスサイエンスの魅力や働きやすさについて聞いてみました。
※イクボスとは
「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、部下のキャリアと人生を応援しながら、組織としての業績も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)です。
出席者プロフィール
- 岡野 美佳
- 2004年新卒入社/オムニチャネル推進部 マネジャー(イクボス)
2度の産休・育休を取得。営業、営業企画部、事業企画部、ネスレ ヘルスサイエンス Globalなどを経て、2022年1月よりオムニチャネル推進部にてマネジャーを務める。
- 谷 泰匡
- 2008年7月中途入社/第一支社 関東第二支店 営業支店長(イクボス)
育休取得経験あり。関西第一営業所および関東第二営業所での営業を担当した後、2017年より関東第二支店にて営業支店長を務める。
- 矢島 奈津子
- 2010年9月中途入社/第一支社 関東第一支店 営業
2度の産休・育休を取得。九州第一営業所、関東AC(Acute Care)、チャネル開発、関西第一支店などを経て、2022年4月より関東第一支店にて営業を務める。
岡野 私はネスレ ヘルスサイエンスの働きやすさって、「時間よりも成果」という考えが全社に根付いていることが一番のポイントになっていると思うんです。産休・育休が気兼ねなく取得できることはもちろん、ほぼ全ての職種が直行直帰や在宅勤務可能で、かつ「働いた時間」ではなく「成果をいかに出すか」に評価基準があります。これって、子育てというある種の時間的制約がある中でも、仕事を続けやすい環境だなと改めて感じます。
矢島 すごくわかります。“成果志向”がベースになっているからこそ、良い意味で自分がワーキングマザーだということを日頃からそんなに意識しなくていいというか。私自身、産休・育休を経た後は、限られた時間の中で「どうしたらうまくいくのか」「どうしたら成果が出るのか」ということを常に考えながら仕事をするようになりました。ちなみに魅力的に感じる制度としては、有給休暇が使いやすいこともすごく大きいなと思っています。「午前だけ」「午後だけ」といったように、半日単位で有休を使えるのが助かるんですよね。産休や育休に理解のある上司が多かったりもするので、家庭事情を気軽に相談できる職場だなと感じます。
谷 お二人の意見に付け加えるなら、子育てをしながらでも「仕事をもっと頑張ろう」と思えば、インセンティブやキャリアの機会が充実していることもネスレ ヘルスサイエンスならではの魅力だと思っています。それこそ、「仕事を続けたいけれど、制度がないのでどうしても子育てと両立できない」「子育てをするならこの先のキャリアを諦めなきゃいけない」ということがまずないというのは、すごく素敵なことだと思うんです。
岡野 子どもがいても、希望や必要性があれば、それこそ海外勤務にだってチャレンジできますもんね。谷さんがおっしゃるように、子育てを仕事の障壁に感じることなく、頑張った先にしっかり楽しみや自己成長の機会があるというのも、まさに魅力だと思います。
矢島 ちなみに、谷さんはイクボスとしてチームメンバーのサポートもされていると思うんですが、チームにいる男性社員の方々の中にも、育休を取得された方は多いんですか?
谷 私のチームだと、男性で育休が必要なメンバーはほぼ全員取得しています。取得した期間は育児のタイミングによって人ぞれぞれですが、今年に入ってからも既に2名の男性社員が休暇を取っていますよ。
矢島
私はこれまでに産休・育休を2度経験しています。
復帰のタイミングや復帰後の勤務場所・業務内容について、上司とコミュニケーションを取りながら希望を伝えられるところも、ネスレ ヘルスサイエンスの産休・育休制度のすごく良いところだなと思っています。特に私の場合は、育休中に夫の転勤も重なり、居住地自体が変わったのですごく助かりました。
岡野 ネスレ ヘルスサイエンス自体にどんどん新しい仕事や部署が増えていることもあって、その分働く場所や業務内容の選択肢も広がってきているんだと思います。
矢島 そう思います。営業職で言えば、今はフィールドセールスだけではなく、電話やWebを使うインサイドセールスのポジションもあります。実際にフィールドセールスで活躍していた社員の方が、育休後にこれまでの強みを活かしてインサイドセールスとして活躍しているケースもありますね。
谷 矢島さんは、メンバーとして産休や育休が取りづらいと感じたことはありましたか?
矢島 周りには産休や育休を取られていた先輩方もいらっしゃったので、そういう意味では安心でしたし、とても心強かったです。何よりも、周りのメンバーや上司が快くお祝いしてくれて、送り出してくれたのはすごく嬉しかったですね。
岡野 成果志向とは言いつつ、そのための悩みや困りごとを一人で抱え込まなくていいっていうのも、ネスレ ヘルスサイエンスらしさですよね。
谷 まさに成果をチームで追っていく、誰かが困っている時には周りが自然と手を差し伸べるのが当たり前な風土があるというところも、ネスレ ヘルスサイエンスの良さだと私も思います。
岡野 そもそも、どんなライフイベントがあったとしても安心できる環境がないと、仕事って長く続けられないなと思うんです。
谷 私もそれはすごく感じています。ですので、メンバーたちが産休・育休を気軽にとれるような雰囲気づくりというのは日頃からとても大切にしていますね。それは社員の安心だけでなく、その社員の旦那様や奥様といったご家族の安心にも繋がるんじゃないかなと思っています。
矢島 なるほど。ご家族が「安心できるね」「良い会社だね」と思ってくれていたら、社員自身もより一生懸命仕事に取り組もうって思える気がします。
谷 その好循環を生み出すためにも、メンバーのワークライフバランスもマネジメントすることが上司としての一つのミッションなのかなと最近思っていて。だからこそ、メンバーが産休・育休を希望するのであれば遠慮なく取ってもらって、仕事は仕事でしっかり成果を出していこうというメリハリが生まれたら良いですよね。
岡野 私がイクボスの一人として思っているのは、やはり多様性を認める文化がこれからはより重要になってくるんじゃないかなってことですね。どんな方でも、どんな状況でも、役割を果たせる場があるってことが会社として一番素晴らしいことであって、それができる環境づくりをしていかなければと思っています。なぜなら多様性を認めることは、自身や会社が多様な目線を獲得することにも繋がっていきますから。
矢島 すごくわかります。出産や育児のような大きなライフイベントって、自分の価値観を大きく変える出来事ですからね。
岡野 その経験や価値観の変化が、営業であれば顧客の背景理解に繋がったり、営業でなくとも、自社の仲間たちの様々な立場を理解することに繋がったりします。なので、ライフイベントを大切にして、その上で新たな目線を獲得した社員たちが、ビジネスの場に戻ってきてくれるってすごく大事なことで、会社にとっても大きなメリットがあるんです。
谷 メンバーたちのプライベートの充実や仕事のやりがいを生み出していって、それが会社としてのより良い仕事にも繋がっていけば、イクボスとしてこれほど嬉しいことはないですよね。